脳神経外科

機能温存のための覚醒下手術

覚醒下手術とは

覚醒下腫瘍摘出術とは、運動野、言語野など脳の重要な部位の近傍に発生した腫瘍を、新たな神経脱落症状を起こすことなく、安全に摘出することを目的に行うものです。
人間の言語野、運動野、体性感覚野の位置は大まかには共通の場所が決まっていますが、個人差がありそれぞれの患者さんにおいて確認する必要があります。また、高次脳機能においては脳のどの場所に位置するのかわかっていないものも多くあります。
全身麻酔の手術では摘出中の脳の機能の確認が十分にできないため、覚醒下手術では鎮静薬、鎮痛剤、局所麻酔薬のみを使用して、目が覚めた状態で会話や手足の運動などを行っていただき、これらの機能が保たれていることを確認しながら腫瘍を摘出します。
当科では、術前、術中、術後の神経機能評価を、中央大学神経心理学研究室と共同で行っており、より細かく客観的に神経機能を評価しております。

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