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悪性リンパ腫を免疫で治す。
〜CAR-T(カーティー)細胞療法とは〜

投稿者:腫瘍内科 下山 達 免疫が低下すると「悪性リンパ腫」が発生する 実は私たちの体の中では、日々がん細胞が生まれています。しかし、そのほとんどは、免疫によって駆除されています。それでは、免疫力が低下するとがんの発生は増えるのでしょうか?答えは「増える」です。実際に免疫低下に関連するさまざまな「がん」が報告されています。 例えば、免疫が低下する代表的な病気であるエイズは、がんの発生率が高いことが […]

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肺がんの放射線治療と免疫チェックポイント阻害薬

投稿者:放射線治療部 清水口 卓也 1.肺がんのステージと治療方針の概要 肺癌は診断時のステージごとに治療法が変わります。概要は以下の通りです(あくまでも概要で、異なる治療方針をとる施設もあります。)*本稿では肺がんの90%近くを占める「非小細胞肺癌」を解説します。 病期 (ステージ) 状態 主に選択される治療 数字は優先される順を表す I期 腫瘍が片肺にとどまり転移していない 1.手術 2.放射 […]

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血液検査結果の見方(肝臓中心に)
〜健康診断で肝機能障害と判定!原因はお酒?再検査は必要?〜

投稿者:肝臓内科医長 今村 潤、医員 久保田 翼 はじめに 健康診断で肝機能障害を指摘される人は少なくありません。そのような場合、すぐに医療機関を受診するべきなのか、あるいは、症状がなく、忙しくて病院に行けないために放置しても大丈夫なのかと迷ってしまうことでしょう。 お酒を飲んでいる方の場合には、きっと飲酒が原因で肝臓の値がひっかかっただけであり、精密検査を受ける必要はないと考えてしまうかもしれま […]

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腎代替療法を考える
~透析治療・腎移植について~

投稿者:腎臓内科医長 太田 哲人 はじめに 我が国では、生活水準や生活環境の向上、高度な医療水準の維持などにより、高齢化社会となり、平均寿命が男性81歳、女性87歳を超える時代となりました。すでに超高齢化社会に突入しており、2025年には高齢者人口(65歳以上)は約3500万人に達すると推計されます。高齢化に伴い高血圧、糖尿病、動脈硬化性疾患などの生活習慣病が増加し、心不全・腎不全・脳血管障害など […]

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肝臓病について
~肝炎・肝硬変・肝がんなどの症状やセルフチェック法を解説~

投稿者:肝臓内科医員 久保田 翼、肝臓内科医長 今村 潤、肝臓内科部長 木村 公則 はじめに 肝臓は沈黙の臓器と言われてきました。その理由は、肝臓の病気はある程度進行しないと症状が出現しないことが多いからです。このため、肝臓の病気が見つかったときにはすでに病状がかなり悪化していて、もとの状態に戻るのが難しいことが少なくありません。 肝臓の病気は症状がみられにくいために放置されてしまうことがしばしば […]

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がんの痛みはこう治療する!あなたのお薬について知っておいていただきたいこと

痛み治療の目標 がんの痛み治療には3つの目標があります。 痛みに妨げられない睡眠時間の確保 安静にしていれば痛みが消えている状態の確保 「まず1の目標から」 起立したり体を動かしたりしても、痛みが消えている状態の確保。まず1の目標をクリアするところから、ひとつずつ解決していきます。 痛みの緩和治療(概論) がんの痛み治療には、主に4つの方法があります。 薬物療法:痛み止めの薬を使う方法で、最も一般 […]

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がんの痛みはがまんしないで!

はじめに がんになったら「痛みはしょうがない」と思っていませんか? 痛みは、がんのいずれの時期においても起こりうる症状であり、病気の進行と痛みの強さは必ずしも一致しません。また、病気そのものによる痛みだけでなく、検査や治療時にも痛みが伴うこともあります。 痛みがあると、体がつらくなるだけでなく、気分もおちこみますし、日常生活のさまざまな場面で支障となり、がんの治療に悪影響を及ぼすこともあります。 […]

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前立腺がんかもしれないと思ったら
~PSA検査とは?~

投稿者:腎泌尿器外科医長 中西 泰一、腎泌尿器外科部長 古賀 文隆 皆さんは、前立腺がんについてどのような印象をお持ちでしょうか。 前立腺がんは、がんの中でも患者数の増加率が一番高く、2015年に罹患数が約10万人となり、男性では胃がんを抜いて第1位になりました。年齢は75~79歳の方が最も多いとされています。 今日は、前立腺がんの早期診断の重要性と、診断指標の1つであるPSA検査についてご説明し […]

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覚醒下手術とは?
~機能温存のための脳腫瘍手術~

投稿者:脳神経外科 医員 大谷 亮平 皆さんは、脳腫瘍治療についてどのような印象をお持ちでしょうか。 脳腫瘍の手術は、以前のように脳の機能を犠牲にしながら摘出する時代から、機能を温存しながら手術する時代へと変わっています。 今日は、脳腫瘍の手術の1つで、機能を温存することを目的とした「覚醒下手術」という手術の術式についてご説明します。 覚醒下手術とは? 覚醒下腫瘍摘出術とは、脳機能を温存しながら脳 […]

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血液検査 結果の見方について

投稿者:臨床検査科 部長 出江 洋介 病院でもらう血液検査の結果でどんなことがわかるかご存じですか? 血液検査の結果には、項目と数値は書いてありますが、どういう意味があるかまでは書いてありません。検査のデータは、あなたの血液に含まれているなんらかの物質の量を測定しているわけですが、その物質名が項目に書かれています。まず各項目の意味、特性を理解することが重要です。 検査値が高値であったり、低値であっ […]

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