がん・感染症センター都立駒込病院

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外来のご案内

通院治療センター

はじめに

がんの治療の3本柱は、手術、放射線治療、および薬物療法です。

がん薬物療法は、これまで入院主体で行われてきたため、入院病床数の上限により、治療を受けられる患者さんの数にかなりの制限がありました。しかし、制吐剤などの支持療法の進歩や、新規治療レジメン、新規薬剤の開発などにより、がん薬物療法に「通院治療」を選択できる場合が増えております。

がん治療においても生活の質を重視するようになり、在宅での生活をできるだけ長く送れるようにする方針が主体となっています。

このような情勢の中、がん薬物療法のうち、通院治療の領域を充実させ、かつ通院治療で対応できる範囲を広げるために、通院治療センターのリニューアルが行われました。

以下に、リニューアルされた通院治療センターについてご紹介いたします。

通院治療センターの概要

パーティションの写真
リクライニングチェア

通院治療センター内の様子

通院治療センターは、2012年6月より、50床(ベッド36床、リクライニングチェア14基)で稼働しております。また、個室も用意されており、病状等により個室対応も可能となっております。通院治療センター全体を広めに設計し、ベッドやリクライニングチェアの間隔も確保されておりますので、プライバシーを保ちながらリラックスした静かな環境で治療を受けていただくことが可能です。

当番制で、医師が一人常駐する体制をとっており、副作用に対する応急処置等への対応をしております。

通院治療の大半は、悪性腫瘍に対する薬物療法(化学療法、ホルモン療法、分子標的薬剤)に占められておりますが、慢性関節リウマチに対する分子標的薬治療、骨転移に対するゾメタ注やランマーク注などにも対応しております。

通院治療患者さんへのケア

通院治療患者さんへのケア

看護ケア実施の様子

通院治療で大切な点として、在宅療養時の患者指導があります。当院の通院治療センターでは、患者指導についても力を入れるようにしており、通院治療センターに配属されている2名のがん化学療法認定看護師が中心となって看護ケアを充実させております。治療開始前には個別オリエンテーションを行い、治療スケジュールや有害事象の説明、日常生活を送りながら治療を継続するためのアドバイスなどを行っております。また、駒込看護外来と連携をとりながら、患者さんのあらゆる心配事や悩みのご相談に応じています。

ご利用にあたって

駒込病院では、これまで、合併症があったり、全身状態が不良のがん患者さんでも可能な限り引き受け、がん治療を提供してきた伝統があります。

通院治療センターでもその伝統は受け継がれており、通院でき、治療が受けられる患者さんであればどなたでも、通院治療センターでの治療を受け入れております。例えば、経口摂取が困難で在宅中心静脈栄養を行いながら通院治療を受けていただいている患者さんもいらっしゃいます。

状態が思わしくない患者さんでも、治療継続を望んでおられる場合、一度当院にご相談いただければ幸いです。治療目的の患者さんのご紹介につきましては、疾患ごとに、該当する診療科にて随時受けつけております。診療科が特定できない場合は、医事課医療連携係にお問合せください。

おわりに

患者さんにおかれましては、通院で治療を行うことに抵抗感を持っておられる方もいらっしゃいます。その理由の多くは、入院の方が、より質の高い治療を受けられるのではないかとお考えになることにあります。当院の通院治療センターでは、入院治療に劣らない質の高い治療、看護ケアを提供していると自負しております。この点においては、患者さんに自信を持ってお勧めできます。

がん薬物療法における通院治療は、院内だけでなく、院外の各医療施設や薬局などとの連携が不可欠で、よりよい治療の提供やさらなる治療成績の向上のためには、連携の深化が必要と考えております。ぜひご活用いただきますようお願い申し上げます。

治療導入から外来治療への流れ

治療導入から外来治療への流れ

がん化学療法の実施体制

がん化学療法の実施体制

年間外来化学療法件数

年間外来化学療法件数

2013年度化学療法件数 診療科別割合

2013年度化学療法件数 診療科別割合の円グラフ
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