呼吸器内科

呼吸器内科

駒込病院 呼吸器内科
都立駒込病院 呼吸器内科 部長 岡村樹

患者さんへのメッセージ

当科では、肺がんを中心に、肺結核と睡眠時無呼吸症候群を除いた呼吸器疾患全般の診療を行っています。
私が医師になってから、既に35年以上が経過しました。私が医師になった頃と比べると、検査や治療の進歩には目覚ましいものがあります。肺がんの検査においても、CT、MRI、PET等の画像検査が広く普及し、診断確定を目的とした組織採取のための気管支鏡検査も超音波気管支鏡の登場により、診断の精度が確実に高くなっています。また、肺がんの薬物療法では、従来の抗がん剤(殺細胞薬)に加え、分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬が広く使われるようになり、肺癌がんの患者さんの予後は明らかに改善しています。
しかし、患者さんの診療で大事なことが、患者さんの顔を見て、話をよく聞いて、ていねいに診察をすることであることには、昔と変わりはありません。検査や治療の進歩により、医師は病気だけに目が行ってしまいがちになります。しかし、それでは患者さんとの心の通った診療はできません。患者さんやご家族から信頼していただける医師になれるように、患者さんやご家族のお話を傾聴し、自分は医師としてこの患者さんのためにやるべきことをやっているかどうかを謙虚に考えることが必要です。
患者さんを診療する医師である限りは、日々の医学の勉強と倫理意識を高めることが重要です。簡単なことではありませんが、常にそのことを意識してこれからも務めていきたいと思います。
当科の常勤医師は、私を除き皆30~40歳台の働き盛りで、熱意を持って毎日の診療に従事し研鑽に励んでいます。これらのスタッフと共に、患者さんとご家族から信頼していただける呼吸器内科となることを目指します。

駒込病院 呼吸器内科

ページの先頭へ戻る