取組・活動

造血幹細胞移植推進拠点病院としての取組

駒込病院は、造血幹細胞移植推進拠点病院として全国で初めて選定された認定病院の一つです。我が国でも有数の移植実績に基づく最先端の治療を提供するとともに、造血幹細胞移植に携わる医師等の育成、地域の医療従事者に対する研修及び骨髄の早期採取に向けた取組等を行い、地域における造血幹細胞移植医療体制の整備を図る役割を担っています。

※造血幹細胞移植推進拠点病院について(厚生労働省ホームページへリンク



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リンクメニュー

地域連携支援センター 地域連携 コーディネート支援 人材育成 最先端の治療

地域連携支援センター

造血幹細胞移植に関する相談や質問に対応するセンターを設置しています。
移植後の患者さんの生活の質(QOL)の向上を目指し、地域における造血幹細胞移植に関するフォローアップを行っています。

地域連携支援センターについて

医療従事者の方

以下のご相談を受入れています。
  • 症状やその他不安な点の相談
  • 急変時や状態変化時に紹介すべき病院の案内
  • 移植コーディネートに係る相談  など

移植後の患者さん、これから移植予定の患者さん

以下のご相談を受入れています。
  • 転居の際のフォローすべき病院の案内
  • 検診受診の際の情報提供
  • 症状やその他不安な点の相談
  • セカンドオピニオンの相談  など

造血幹細胞移植コーディネーター(HCTC)の方

以下のご相談を受入れています。
  • 症例・事例の相談
  • HCTCの普及に向けた活動  など

研修希望の医療従事者の方

以下のご相談を受入れています。
  • 拠点病院での研修案内  など

移植施設・自治体・医師会等の方

以下のご相談を受入れています。
  • 普及啓発に向けた連携
  • 各種情報提供   など
【都立駒込病院造血幹細胞移植地域連携支援センターお問い合わせ先】

代表電話03-3823-2101におかけいただき、PHS番号 62220 をご指定ください。

メールアドレス:zouketsu@cick.jp

地域連携について

造血幹細胞移植の推進のため、当院へ移植対象患者さんのご紹介が多い病院と勉強会を開催し、当院で行われている最先端の医療について、症例報告を交えながらご紹介する機会も設けております。

地域連携について

移植関係病院との勉強会

コーディネート支援について

骨髄移植が必要な患者さんが早期に骨髄移植を受けられるよう、移植医療関係者や関係機関と調整を行うことにより、骨髄の採取までの期間短縮を支援する造血細胞移植学会認定の造血細胞移植コーディネーター(HCTC)を配置しています。当該HCTCを中心に、骨髄バンクとの連携ブロック会議を開催しています。

この他、他施設への人材派遣を通じ、地域におけるコーディネート支援を行っています。

移植コーディネーター

当院所属の移植コーディネーター

面談の様子

HCTCによる面談の様子


骨髄バンクとの連携ブロック会議の様子

骨髄バンクとの連携ブロック会議

人材育成支援について

地域における移植医療体制の強化を目的として、地域医療機関との情報交換会や、移植に携わる医療従事者の人材育成及び造血細胞移植のコーディネート支援のためのセミナー・研修を実施しています。

骨髄採取医師研修・専門医師の育成

移植、採取をさらに推進していくとともに、他病院から若手の医師を積極的に受け入れ、1年間の移植医療研修(臨床研修、論文執筆・学会発表、学会参加等)を実施し、造血幹細胞移植医療に携わる人材を育成しています。

セミナーのご案内

~厚生労働省「造血幹細胞移植医療体制整備事業」~

造血幹細胞移植推進拠点病院は、移植に携わる医療従事者の人材育成等を実施することにより、地域における移植医療体制の強化を図る役割を担っています。

駒込病院は造血幹細胞移植推進拠点病院として、各種セミナーを開催しています。

第一回造血幹細胞移植セミナー(群馬セミナー)ご案内
  • 日 時:令和元年10月19日(土)12:30受付開始/13:00~17:20
  • 会 場:群馬大学昭和キャンパス 臨床講義棟一階臨床大学院講堂
  • 参加費:無料
  • 対 象:群馬県及びその近県の造血幹細胞移植に携わる医師及び医療従事者

  •  ※本セミナーは東京都の規定に従って交通費をお出しします。
      詳しくはチラシをご覧ください。
  • 申し込み締め切り:令和元年10月11日(金)
  • FAXかメールでチラシにある申込先に申込書をお送りください。


終了したセミナー

平成30年度開催分

 

平成29年度開催分

 

平成28年度開催分

 

平成27年度開催分

駒込病院における移植実績と最先端の治療

地域における移植医療体制の強化を目的として、移植に携わる医療従事者の人材育成及び造血細胞移植のコーディネート支援のためのセミナー・研修を実施しています。

これまでの実績

1986年に坂巻壽医長(現名誉院長)が一例目の造血幹細胞移植を施行してから、四半世紀以上経過しています。図1に当院における造血幹細胞移植件数の推移と歩みを示しますが、1994年には骨髄バンクを介した非血縁者間の移植を開始し、2000年からは臍帯血バンクを介した移植も開始しました。2008年からは造血幹細胞移植を円滑に行うために、日本造血細胞移植学会認定の移植コーディネーター HCTC(Hematopoietic Cell Transplant Coordinator)が専従しています。

画像_移植件数の推移

2011年には大改修工事が完了し、図2に示しますように、2号館10階に個室16床(水平無菌層流装置設置)と四人部屋4室(16床)の計32床の移植病棟が稼動しています。この間、移植件数も順調に増加し、2012年は年間103件の移植を施行しました。また、2012年より専従の医師と学会認定の資格を有した看護師による移植後長期フォローアップ外来も開設しています。

画像_新移植病棟

当院は全国でも屈指の移植センターとして、様々な幹細胞移植源を用いた移植を施行していますが、なかでも骨髄バンクを介した非血縁者間移植が多いのが1つの特徴です。
以下に2014年から2016年の移植の内訳を示します。近年では、臍帯血移植の件数も増加しております。また、最近ではHLA半合致移植も開始しています。
移植療法はチーム医療で成り立っていて、駒込病院では1986年以来多数の職種が参加した駒込移植チームが編成されています。このチームが一丸となって、患者さんとの意思疎通を十分にはかり、先進的でかつ全人的な治療が行われるようにしています。また、移植後は様々な合併症がおこりますが、造血幹細胞移植の施行にあたっては、脳神経内科、呼吸器科、消化器科、循環器内科、皮膚腫瘍科、耳鼻咽喉科、外科等多岐に及ぶ診療科の経験豊かな専門医とのコンサルテーションが円滑に行われ、トータルケアのできる体制が確立されています。

画像_移植件数の推移2014年-2016年

移植トータルケアイメージ図

新しい移植への取組み

移植医療は急速な進歩を遂げていて、駒込移植チームも新しい取組を行っています。例えば、倫理委員会の承認のもと、強皮症に対する自家末梢血幹細胞移植の安全性と有効性についてのパイロット研究を実施しています。また、臍帯血移植の新しい取組として、骨髄内に臍帯血を直接輸注する移植も開始しました。
一方で、移植療法には未だ未解明なことも多く、基礎的な研究も欠かせないため、当科では東大医科研や阪大との共同研究を積極的に行っています。

血液内科キャンサーボード

※血液内科キャンサーボード

血液内科の医師だけでなく、輸血科、精神腫瘍科、薬剤科、看護科など各専門領域の医師、看護師、移植コーディネーター、臨床検査技師、心理、薬剤師や歯科衛生士など関係するセクションが一堂に会して一人のがん患者さんの治療法を包括的に議論する場のことを言います、週1回定例的に開催しています。

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